「伸びるエンジニア」が必ず持っている3つの思考習慣
こんにちは!
今日はこんなことを書きたいと思います。
テーマは、「伸びるエンジニア」が必ず持っている3つの思考習慣です。
ITエンジニアとして働いている人も、これから目指す人も、一度はこんなことを考えたことがあるのではないでしょうか。
「やっぱりセンスの差ですか?」
「地頭がいい人が有利ですよね?」
よく聞く言葉です。
でも、私は少し違う見方をしています。
少なくとも、現場で多くのエンジニアを見てきた中では、「習慣」のほうがずっと大きいと感じています。
今日は、その話を少しだけ整理してみます。
1. 「できない理由」より「分解の仕方」を考える習慣
エンジニアの世界では、よくこんなアドバイスがあります。
「まずは自分で調べましょう」
「ググれば大体出てきます」
たしかにその通りです。
でも、これをそのまま受け取ると、つらくなることがあります。
エラーが出て、英語のログがずらっと並びます。
何を検索すればいいのか分からない。
検索しても、また知らない単語が出てくる。
心が折れそうになります。
ここで伸びる人がやっているのは、「分解」です。
分解というのは、ものすごくざっくり言うと、「大きな塊を小さくすること」です。
たとえば、
「ログインができません」という問題があったとします。
伸びる人はこう考えます。
・フロント側の入力は正しいか
・APIは呼ばれているか
・サーバーはエラーを返しているか
・データベースに値はあるか
といった具合です。
カレーを作るときに、「カレーがまずい」と悩むのではなく、「ルー?肉?塩?」と分けて考える感じです。
シンプルです。
「できない理由」を探すより、「どう分けるか」を考える。
この癖がついている人は、着実に伸びていきます。
2. 「正解」より「仮説」を持つ習慣
エンジニアは論理的であるべきだ、とよく言われます。
たしかに論理は大切です。
ただ、「常に正解を出さなければ」と思いすぎると、手が止まります。
設計レビューで発言できない。
ミーティングで黙ってしまう。
「間違っていたらどうしよう」と考えてしまう。
その気持ち、すごく自然です。
ここで鍵になるのが「仮説」という考え方です。
仮説とは何か。
これをものすごくざっくり言うと、「たぶんこうじゃないか、という仮置きの答え」です。
理科の実験で、「たぶんこうなると思います」と予想してから試しますよね。あれです。
伸びるエンジニアは、「正解」よりも「仮説」を先に出します。
「たぶん原因はここです」
「おそらくボトルネックはここです」
と言ってみる。
外れてもいいのです。
なぜなら、仮説があれば、検証できます。
仮説がないと、ただ時間が過ぎます。
とはいえ、最初は怖いです。
でも、エンジニアの世界は実は「仮説と検証」の繰り返しです。
コードを書くこと自体が、小さな実験の連続です。
完璧を目指すより、仮置きで進む。
そのほうが結果的に速いことが多いと、私は感じています。
3. 「比較」より「昨日の自分」を見る習慣
SNSを開くと、強いエンジニアがたくさんいます。
「個人開発で月100万円」
「30歳でCTO」
まぶしいです。
つい比べてしまいます。
でも、ここで消耗してしまう人も多いです。
一般論としては、「他人と比べるな」と言われます。
ただ、これも簡単ではありません。
人間ですから、どうしても目に入ります。
そこで私は、こんな見方を提案したいです。
「比較はする。でも対象を変える」という考え方です。
昨日の自分と比べる。
たとえば、
・昨日は読めなかったコードが今日は少し読めた
・Gitのコンフリクトを初めて自力で解消できた
・エラー文の意味が前より分かるようになった
小さいです。
でも、本物です。
エンジニアの成長は、筋トレに似ています。
昨日より1回多く腕立てができたら、それは前進です。
いきなりベンチプレス100キロを目指さなくていいのです。
とはいえ、焦りますよね
未経験から入ったばかりの頃は、特にそうです。
周りは専門用語だらけ。
「リファクタリング」「スキーマ設計」「クリーンアーキテクチャ」。
正直、呪文のようです。
でも、専門用語はラベルです。
ラベルは後から覚えればいいのです。
中身を少しずつ理解すれば、それで十分です。
伸びるエンジニアは、特別な才能を持っているというよりも、
・分解する
・仮説を持つ
・昨日の自分を見る
この3つを、淡々と繰り返しています。
地味です。
でも、強いです。
というわけで
「伸びるエンジニア」になるために、何か劇的な方法があるわけではないと私は思っています。
むしろ、派手さのない思考の癖が、じわじわ効いてくるのではないでしょうか。
センスがないから無理かもしれない。
向いていないかもしれない。
そう感じる日もあると思います。
でもそれは、たぶん多くの人が通る道です。
もし今日、エラーに30分悩んだとしても。
その30分は、確実にあなたの中に蓄積されています。
派手な成功談よりも、地味な習慣。
私はそちらのほうが、長く続く力になると感じています。
少しでも、気持ちが軽くなったらうれしいです。
また一緒に、コツコツいきましょう。
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