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副業・フリーランス

はじめての法人化!会社を作るメリット・注意点

kawano

こんにちは!
今日は「はじめての法人化。会社を作るメリットと注意点」について書いてみたいと思います。

フリーランスとして少し軌道に乗ってくると、
「そろそろ法人化した方がいいのかな?」
こんな疑問がふと浮かびます。

周りを見ると、会社を作った人が急に増えて見えたりします。
ちょっと焦りますよね。

とはいえ、法人化はゴールではありません。
あくまで手段です。

その前提で、ゆっくり整理していきます。

法人化すると何が変わるのか

まず、法人化とは何かです。

ものすごくざっくり言うと、
「自分とは別に、会社という人格を作ること」です。

財布を二つに分けるイメージが近いです。
個人用と会社用です。

この切り替えで、できることも増えます。
ただし、責任も増えます。

ここが最初のポイントです。

よく聞く「法人化のメリット」

よく言われるメリットから見てみます。

一番多いのは、税金の話です。

利益が増えてくると、
個人より法人の方が税率を抑えやすい場合があります。

役員報酬に分けたり、
経費の扱いが変わったりします。

たしかに魅力的です。

ただし、
「必ず得する」わけではありません。

ここは誤解されやすいです。

社会的な信用が上がることもある

法人になると、
取引先の見え方が変わる場合があります。

個人だと契約できなかった案件が、
法人ならOKになるケースもあります。

銀行口座やクレジットカードも、
法人名義で作れます。

会社名があるだけで、
名刺の印象が変わるのも事実です。

ただ、これも万能ではありません。

実は増える「やること」

法人化すると、
やることが一気に増えます。

決算。
税務申告。
社会保険の手続き。

聞いただけで、
少しお腹が痛くなりますね。

実際、
「こんなに事務作業が増えるとは思わなかった」
という声は多いです。

本業の時間が削られることもあります。

お金の出入りがシビアになる

法人を作ると、
お金の管理がより厳密になります。

会社のお金と、
個人のお金を混ぜるのはNGです。

うっかり混ぜると、
後で説明が大変です。

家計簿をつけていなかった人が、
急に帳簿を求められる感覚です。

慣れるまで、
少しストレスになります。

「なんとなく法人化」は危険です

周りが法人化したから。
税金が高そうだから。

この理由だけで動くのは、
少し危ないです。

法人は作るのは簡単です。
でも、畳むのは意外と手間です。

引っ越しと似ています。
勢いで決めると後悔しやすいです。

とはいえ、法人化が向いている人もいる

ここまで読むと、
不安が増えたかもしれません。

でも、安心してください。

売上が安定してきた人。
長期契約の取引先がいる人。
外注や採用を考えている人。

こうした人には、
法人化がフィットする場合もあります。

正解は人それぞれです。

というわけで、まずは整理から始めましょう

法人化は、
「今の延長線に何があるか」を考える話です。

節税だけで決めなくて大丈夫です。
周りと比べなくても大丈夫です。

数字と生活のバランスを見ながら、
一度立ち止まって考える。

それだけで、
判断はかなり楽になります。

焦らなくていいです。
会社は、逃げません。


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