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エンジニア副業の確定申告!税金と経費の基本ルール

kawano

こんにちは!
今日は「エンジニア副業の確定申告」について書いてみたいと思います。
年が明けるとSNSでもよく見かけますよね。「確定申告、何から始めたらいいの?」「経費ってどこまでOKなの?」という声。
エンジニアとして副業している人にとって、税金まわりって一番ややこしくて、ちょっと怖いテーマかもしれません。

でも大丈夫です。今回は「最低限これだけ押さえればOK!」というラインを、できるだけ分かりやすく解説していきます。

「確定申告ってそもそも何?」を3行で説明

まず大前提。確定申告とは「1年間で得た所得にかかる税金を自分で計算して、申告・納税する手続き」のことです。
会社員でも、副業の年間所得が20万円を超えたら申告が必要になります。
ここでいう「所得」は、売上(収入)−経費の差額です。よく「副業収入が20万円超えたら申告」と言われますが、正確には「所得」で判断されます。

よくある勘違い:「バレなきゃ大丈夫」は危険です

たまに「会社にバレなければいいや」と考える人がいます。
でも、マイナンバー制度が整った今、基本的に「バレない副業」は存在しません。
住民税の通知で副業収入が見えてしまうことが多いからです。

とはいえ、ルールを理解して正しく申告すれば怖くありません。
むしろ、確定申告をきちんと行うことは“エンジニアとしての信頼”にもつながります。

経費ってどこまで認められるの?

ここが一番モヤモヤするところですよね。
結論から言うと、「副業の収入を得るために必要だった支出」は経費にできます。
たとえばこんなものが代表的です。

  • パソコン・周辺機器(業務利用分)
  • ソフトウェア・クラウドサービス利用料(例:GitHub Copilot、Canva、ChatGPTなど)
  • 書籍・学習サイトの利用料
  • 打ち合わせや作業スペースのカフェ代(ただし頻度と内容に注意)
  • 通信費や電気代の一部(在宅ワークの場合)

大切なのは、「業務と関係がある」と説明できること。
プライベートな支出を“こじつけて”経費にするのはやめましょう。
税務署もプロなので、整合性が取れていないとすぐにバレます。

青色申告と白色申告、どっちがいい?

副業の申告には「白色申告」と「青色申告」があります。
ざっくりいうと、

  • 白色申告:シンプル。書類が少ない。
  • 青色申告:手間は増えるけど、控除額が大きく節税できる。

青色申告は会計ソフトを使えば難しくありません。
「freee」や「マネーフォワードクラウド」などを使えば、仕訳や集計も自動化できます。
特に継続的に副業を続けるつもりなら、最初から青色申告を選ぶのがおすすめです。

経費管理は“その日のうちに”が鉄則

確定申告で一番苦労するのは、領収書整理や経費計算です。
でも実は、日々の習慣で9割が解決します。

  • クレカや電子マネーを副業専用にする
  • 領収書はスマホで撮影してクラウド保存
  • 毎月末に一度、経費をまとめて入力

これだけで、確定申告のストレスは激減します。
年末に「あれ、このカフェ代ってなんだっけ…?」と頭を抱えなくて済みます。

とはいえ、最初は完璧を目指さないでOK

初めての確定申告は誰でも混乱します。
書類の書き方も、経費の線引きも、最初から完璧にできる人はいません。
大事なのは、「まずやってみる」ことです。

申告を経験すると、自分の副業スタイルに合ったお金の管理方法が見えてきます。
その経験自体が、あなたの“ビジネススキル”にもなります。

というわけで

エンジニアの副業における確定申告は、「怖いもの」ではなく「成長の機会」です。
税金の仕組みを理解すれば、自分の働き方をもっと自由に設計できます。

経費を味方にしながら、自分のスキルを正当に評価される収益構造をつくっていきましょう。
来年の自分が「去年の俺、ちゃんとしてて偉い」と思えるように、今から少しずつ整えていくのがポイントです。


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