スキルの棚卸しで見える、自分の市場価値とは
こんにちは!
今日は「スキルの棚卸しで見える、自分の市場価値とは」というテーマで書いてみたいと思います。ITエンジニアとして働いている人も、これから挑戦したい人も、「自分の市場価値ってどのくらいなんだろう」とふと考えたことはありませんか?
よくある一般論:「資格や経験年数で決まる」
世の中でよく耳にするのは「市場価値は資格や経験年数で測れる」という話です。たしかに履歴書に書ける資格や「エンジニア歴◯年」という実績はわかりやすい指標です。
でも、それだけで本当に価値を測れるのでしょうか。実際には資格がなくても即戦力とされる人もいれば、10年経験があっても転職で苦戦する人もいます。つまり、単純な数字だけでは語れない部分があるのです。
見落とされがちな葛藤
「自分には大したスキルがない」と感じてしまう人も少なくありません。毎日仕事で使っている技術を「当たり前」と思ってしまい、強みだと気づけないのです。
たとえば、日常的にSQLを書いている人は「こんなの誰でもできる」と思いがちですが、実はデータ分析の観点で重宝されるスキルだったりします。本人にとっては呼吸するようにできることでも、市場ではしっかり評価されることがあるのです。
とはいえ、棚卸しは難しく考えなくていい
「スキルの棚卸し」というと大げさに聞こえるかもしれませんが、要するに「できることを言葉にして並べる」だけです。具体的には、次の3つの視点で書き出すと整理しやすいです。
- 技術的スキル
プログラミング言語、フレームワーク、ツールなど。例:Java、React、AWS。 - 業務経験
どんな環境やフェーズを経験したか。例:要件定義、チームリーダー経験、アジャイル開発。 - ソフトスキル
意外と見落とされやすいですが重要です。例:後輩への指導、顧客との調整力、トラブルシューティングの冷静さ。
棚卸しから見えてくるもの
スキルを整理すると「自分には思った以上に幅がある」ことに気づくことが多いです。逆に「ここが弱いから伸ばしておきたい」という課題もはっきりします。
つまり、棚卸しは転職活動のためだけでなく、これからの学習計画を立てる上でも役立つのです。まるで健康診断の結果を見て「運動不足だな」と気づくようなものです。
というわけで
自分の市場価値は、資格や年数だけでは測れません。日々の仕事で積み上げてきたスキルや経験を言葉にして棚卸ししてみることで、「自分にこんな強みがあったんだ」と気づけます。
それは転職やキャリアアップの武器になるだけでなく、これからどんなエンジニアを目指したいかを考えるヒントにもなります。
あなたも一度、紙とペンを持って「できることリスト」を作ってみませんか?
SkillMove
ITエンジニアが「自分はこんなことができる!」とスムーズに理解・発信できるスキルシート作成プラットフォームです。そこから市場価値を高めて、スキルやキャリアをのびのび育てられるようサポートしていきます。


