フルタイム勤務と副業を両立するための時間管理術
こんにちは!
今日は「フルタイム勤務と副業をどうやって両立するか?」というテーマでお話ししたいと思います。
最近、副業を始めるエンジニアが本当に増えていますよね。
「収入を増やしたい」「スキルの幅を広げたい」「将来の独立を見据えて」など、理由はいろいろあると思います。
でも、よく聞く悩みがあります。
それは――「時間が足りない!」というやつです。
フルタイムの仕事が終わるころにはクタクタ。
そこから副業のタスクに取り組もうとしても、集中力がもたない。
気づけば、Netflixをつけて現実逃避…そんな夜、ありませんか?(僕はあります)
今日はそんなあなたに、「無理なく両立するための時間管理術」をお伝えします。
まず、「時間が足りない」は幻想です
ちょっと耳が痛い話かもしれませんが、「時間が足りない」というのは実は誤解です。
なぜなら、みんな1日24時間。
エンジニアも、経営者も、あのイーロン・マスクも同じです。
違いは、**「何に時間を使っているか」**なんです。
「疲れてる」「気づいたらSNS見てた」「今日はやる気が出ない」
──これ、全部よくあることです。
でも、それを“時間がない”とまとめてしまうと、いつまでも改善できません。
大切なのは、**時間ではなく「集中力の配分」**です。
コツ①:自分の「ゴールデンタイム」を知る
あなたが一番集中できる時間帯はいつですか?
朝型の人なら出勤前の1時間、
夜型なら22時〜24時、
休日なら午前中。
この「ゴールデンタイム」を見つけて、副業に当てるのが最強です。
たとえば、僕の知人エンジニアはこう言っていました。
「夜は疲れて集中できないから、朝5時に起きて1時間だけコードを書く」
これ、シンプルですが非常に効果的。
夜の1時間より、朝の1時間のほうが2倍生産的なんですよね。
とはいえ、朝活が全員に合うわけではありません。
大事なのは“自分のリズム”を知ること。
その時間帯だけは、スマホも通知も完全オフにして、「一点集中」しましょう。
コツ②:副業を「プロジェクト単位」で管理する
多くの人が副業で挫折する理由のひとつが、
「何を、いつまでに、どこまでやるか」が曖昧だからです。
ここでおすすめなのが、**“プロジェクト思考”**で副業を進める方法です。
たとえば、以下のように分解します。
- フェーズ1:リサーチ(今週中)
- フェーズ2:設計(来週)
- フェーズ3:制作(2週間以内)
- フェーズ4:納品・振り返り(翌週)
ざっくりでOKですが、こうすることで「やるべきこと」が明確になり、
1日1〜2時間でも進捗が出ます。
ポイントは、**「タスク管理アプリではなく、スケジュール帳で管理する」**こと。
タスクアプリは“やることリスト”が増えるだけで、達成感が薄れがちです。
スケジュール帳に“ブロック時間”を入れて、実際の行動に落とし込みましょう。
コツ③:副業を「生活習慣」に埋め込む
人間って「続けよう」と思うと続かないんですよね。
だからこそ、**“生活の中に自然に入れる”**のが大切です。
たとえば、
- 平日は帰宅後の1時間を“副業タイム”に固定
- 土曜日の朝は“まとめ作業の日”にする
- 通勤中は情報収集の時間にする
こんなふうに、“考えずにできる仕組み”を作ると、長続きします。
ある意味で、副業は「歯磨き」と同じです。
“やるかどうか”を毎回考えるうちは続かない。
“やって当たり前”になると、勝手に習慣になります。
コツ④:完璧を目指さない
これ、すごく大事です。
副業に限らず、エンジニアは「つい完璧を求めがち」です。
コードも設計も、できれば美しく仕上げたいですよね。
でも、副業では「80点で出す勇気」が必要です。
フルタイムと両立している以上、リソースには限界があります。
だからこそ、“スピード重視でアウトプットして、あとで改善する”くらいがちょうどいいんです。
これは怠けるという意味ではなく、継続するための現実的な戦略です。
コツ⑤:週に一度、自分を“チューニング”する
副業を続けていると、どうしても疲れがたまります。
体も頭も、徐々にオーバーヒート気味に。
だから、**「週に一度は自分をメンテナンスする日」**を作りましょう。
- 散歩する
- マッサージに行く
- 趣味に没頭する
- 家族や友人と過ごす
これも立派な“副業時間”の一部です。
燃え尽きたら元も子もありません。
“休むことも戦略”だと割り切るのが、両立のコツです。
というわけで
フルタイム勤務と副業を両立するには、
「時間管理」ではなく「集中力と習慣の設計」がポイントです。
無理して長時間やる必要はありません。
短い時間でも、毎日少しずつ前進するほうが確実に積み上がります。
副業はマラソンのようなもの。
ペース配分を間違えず、自分のリズムで走り続けましょう。
そして何より、副業を“義務”ではなく“楽しみ”に変えること。
これが一番、長続きする秘訣です。
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