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中堅エンジニアへの道!習得すべきスキルセット

kawano

こんにちは!
今日は「中堅エンジニアへの道!習得すべきスキルセット」というテーマでお話ししたいと思います。エンジニアとして数年働いていると「新人は卒業したけど、まだベテランとも言えない…」そんな宙ぶらりんな気持ちになる時期がありますよね。

よくある一般論:「経験年数が積もれば自然に中堅」

業界では「3年やれば中堅」と言われることがあります。確かに年数を重ねれば知識や経験は増えますが、それだけで自動的に「中堅」と呼ばれるかというと少し疑問が残ります。

なぜなら、経験年数とスキルの幅は比例しないからです。5年目でも同じ作業しかしていなければ、成長が止まってしまうこともあるのです。

中堅エンジニアに求められる役割とは?

「中堅」と呼ばれるポジションになると、単なる“作業者”から“チームを動かす人”へと役割が変わります。

  • 技術力:自分でコードを書けるのは当たり前。設計やアーキテクチャの選定もできる。
  • コミュニケーション力:後輩に教える、レビューする、非エンジニアとも話ができる。
  • 課題解決力:仕様変更や障害が起きても「どうすれば前に進めるか」を考えられる。

要するに「自分のため」だけでなく「周囲のため」に動けるかどうかが境目になります。

習得しておきたいスキルセット

では具体的に、どんなスキルを身につければ“中堅感”が出てくるのでしょうか。

  1. 設計スキル
    クラス設計やAPI設計を「後から見ても分かりやすい形」にできる力。新人時代は動けばOKでしたが、中堅になると“チームが使いやすい設計”が求められます。
  2. レビュー力
    ただバグを探すだけではなく「なぜその実装にしたのか」を理解し、改善のヒントを伝える力。相手を萎縮させずにフィードバックするのも大事です。
  3. タスク管理力
    自分の作業だけでなく、チーム全体の進捗を見渡す視点。小さなリーダーシップが試される瞬間です。
  4. 学習継続力
    技術は次々に更新されます。「この技術が今後も使われそうか?」を見極めながら学ぶ姿勢が必要です。

「とはいえ、全部完璧はムリ」

ここで多くの人が悩みます。「設計もレビューも管理も全部できないと中堅になれないの?」と。正直、全部を同時に極めるのは不可能です。

大切なのは「自分の得意を軸に、周辺を少しずつ広げる」ことです。設計が得意ならレビュー力を磨く。人に教えるのが好きならコミュニケーションから伸ばす。そうやって少しずつ役割を広げていけば、気づけば中堅として認められる存在になっています。

というわけで

中堅エンジニアに必要なのは「幅」と「視点」です。スキルは単に“自分の武器”ではなく、“チームを前に進める道具”になります。

あなたは今、自分の得意をどこに置いて、どのスキルを隣接領域として伸ばしてみたいですか?


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