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転職・キャリア

企業はここを見る!刺さる職務経歴書のコツ

kawano

こんにちは!

今日は「企業はここを見る!刺さる職務経歴書のコツ」というテーマで書いていきたいと思います。

「職務経歴書って、どこまで書けばいいの?」
「アピールしすぎると嫌味にならないかな…?」

そんな悩み、よく聞きます。自分のこれまでの仕事をどう表現するかって、けっこう難しいですよね。なので今日は、企業側の視点もちょっと交えながら、「刺さる職務経歴書」についてお話ししていきます。

とりあえず「全部書く」は、ちょっと危険かもしれません

よくあるのが、「とにかく全部書いておこう」というパターンです。経験した仕事、関わったプロジェクト、使った技術、全部列挙して、なんなら年表のようになってしまう職務経歴書。

もちろん、ウソをつくよりは100倍いいです。でも、採用担当者が最初に見るのはせいぜい1〜2分。情報が多すぎると、逆に何が言いたいのか分からなくなってしまいます。

たとえば、飲食店のメニューが50ページあると「なんかもう、ラーメンでいいや…」ってなる感じに近いかもしれません。欲張ると伝わらないという、ちょっと切ない構造です。

「すごいこと」より「伝わること」が大事

職務経歴書を書くとき、多くの人が「自分がどれだけすごいことをやってきたか」にフォーカスしがちです。

「月間売上300%アップに貢献」とか「5億円規模のプロジェクトを担当」とか。もちろん、それが事実であれば素晴らしいことです。でも、数字だけでは伝わらないこともあります。

たとえば、どんな課題があって、どう工夫したのか。どんなメンバーと、どんなふうに進めたのか。そういう「背景」が少しあるだけで、ぐっと印象が変わります。

これ、ざっくり言うと「武勇伝よりドラマ」の方が伝わりやすいということです。

企業が見ているのは「過去」じゃなく「未来」

これ、ちょっと意外かもしれませんが、企業が本当に見ているのは「これまで何をしてきたか」より「うちで何ができそうか」だったりします。

つまり、「過去の実績を自慢する人」より「自分の経験を、次にどう活かせるかを語れる人」の方が評価されやすいんですね。

たとえば、「前職では営業でした」という情報だけよりも、「お客様との信頼構築力を活かして、貴社の〇〇領域でも価値を出せると感じています」の方が、ぐっと未来志向に見えます。

とはいえ、自分の強みってよく分からないんですよね…

ここまで読んで、「いやでも、自分の強みって何だろう…」と感じた方、安心してください。それ、みんな悩んでます。

自分のことって、他人よりよく分からなかったりします。毎日見てる風景が、もはや背景になってる感じですね。

そんなときは、身近な人に聞いてみるのが一番です。「自分って、仕事でどんなところが強みだと思う?」と。恥ずかしいけど、けっこうヒントになります。

あるいは、過去の仕事で「感謝されたこと」「褒められたこと」を振り返ってみてください。それが、他の人にはない「価値」だったりします。

というわけで:職務経歴書は「自分だけのストーリー」

職務経歴書って、「正しく書くもの」じゃなくて、「自分らしく伝えるもの」だと思います。

すごい経歴じゃなくてもいいんです。キラキラした実績がなくても大丈夫です。あなたが歩んできた経験を、相手に分かりやすく、丁寧に伝えること。それが一番大切です。

なので、完璧を目指さなくて大丈夫です。うまく言葉にできない時は、ひとまず書いてみてください。書いてみることで、見えてくるものもあります。

職務経歴書は、あなたが「何をしてきたか」よりも、「これから何ができるか」を伝えるツールです。
自分のストーリーを、自分の言葉で、ゆっくり編んでいきましょう。

読んでくれて、ありがとうございました!


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