燃え尽きない働き方とは?エンジニアのメンタルケア入門
こんにちは!
エンジニアとして働いていると、「あれ?最近、なんだか疲れが取れないな…」って感じる瞬間、ありませんか?
今日はそんな方に向けて、「燃え尽きない働き方」について、ちょっとした視点の変え方や考え方をお話ししてみたいと思います。
もちろん、医学的なアプローチではなく、あくまで“こころがちょっと軽くなる”ような、やさしいメンタルケア入門です。
「好きなことで、生きていく」…って、本当に大丈夫?
最近は「好きなことを仕事にしよう」とか「情熱を持って取り組めば成功する」みたいなメッセージをよく目にします。
確かに、やりがいを感じられる仕事って、やっていて気持ちがいいですし、自分の存在意義を感じやすいですよね。
でも、それって裏を返せば「がんばりすぎちゃう原因」にもなるんです。
たとえば、「コードを書くのが好きだから」といって、休憩も取らずに10時間ぶっ通しで開発したり…。
「好きなことなんだから疲れちゃいけない」と、無理して心の声を無視してしまったり。
これはまさに、“燃え尽き予備軍”の合図かもしれません。
「がんばるのが当たり前」になってませんか?
エンジニアの世界って、技術の進化が早いし、情報の波もとにかく激しいです。
SNSを開けば「○○を習得しました!」「××の案件でリードエンジニアを担当しました!」なんて投稿がずらり。
すると、自分も「何かしなきゃ」と焦ったり、「自分だけ置いていかれてるのでは…」なんて不安になったりしますよね。
ここでよく出てくるアドバイスが、「インプットの時間を毎日確保しよう!」とか「土日もスキルアップに使おう!」です。
うん、正論です。間違ってはいないんです。
ただ…それ、やり続けたらしんどくなりませんか?
モチベーションは“燃料”じゃなくて“おまけ”です
よく「モチベーションが続かない」と悩む声も聞きます。
でも、モチベーションって、車で言えば“エンジン”じゃなくて“ドリンクホルダーに入ってるエナジードリンク”みたいな存在です。
あればちょっと元気になれるけど、なくても車は走れる。
むしろ、「モチベがあるときにしか動かない車」って、ちょっと不安定ですよね。
だからこそ、「燃え尽きない働き方」っていうのは、モチベーションに頼りすぎない仕組みや習慣をつくることが大事なんです。
とはいえ、どうすればいいのか?
じゃあどうすればいいのか、というと…
全部に全力を出さないことです。
これ、意識してやらないと意外と難しいんですけど、「力を抜いても大丈夫なところ」を自分の中で決めておくのは大切です。
たとえば、「Slackの返信はすぐじゃなくていい」とか、「毎週1日は何もしない日を決める」とか。
もうひとつは、「成果が出ない時間」も必要な時間として認めることです。
コードが1行も書けなかった日も、「バグのタネを見つけたかもしれない1日」だったと思ってみたり。
何もしなかった週末も、「脳みそのバッファを広げた1日だったな」と考えてみたり。
これは気休めじゃなくて、結構本質的な視点です。
というわけで、ゆるく続ける技術がいちばん強い
最終的に一番強いのは、短期間で突っ走る人ではなく、長くゆるやかに続けられる人だと思っています。
スポーツで言うなら、100m走の選手より、毎日ゆるくジョギングしてる人の方が長生きする感じですね。
もちろん、人生にはスプリントが必要なときもあります。
でも、それが続きすぎると、膝を壊しちゃうんです。
だから、「休む勇気」や「ゆるく働く知恵」は、エンジニアという職業にこそ、必要なんじゃないかなと感じます。
最後にひとこと
もし「最近ちょっとしんどいな」と思ったら、それはサボり癖じゃなくて、メンタルがSOSを出してるだけかもしれません。
そして、その声に気づけるあなたは、ちゃんと“自分を大事にできている人”です。
だから、安心して、肩の力を抜いてくださいね。
あなたが心地よく働けるリズムを、ゆっくり探していきましょう。
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