長時間作業でも疲れにくいデスク環境の整え方
こんにちは!
今日は「長時間作業でも疲れにくいデスク環境の整え方」について話してみたいと思います。
リモートワークや副業が当たり前になってきた今、パソコンの前で1日中作業するなんてことも珍しくないですよね。
でも、気づいたら肩がガチガチ、腰がズーン、目はショボショボ…。
「集中してたのに、気づけば体がボロボロ」なんて経験、ありませんか?
今日はそんな“エンジニアあるある”の疲労を軽減するための、デスク環境の整え方をお話しします。
ちょっとした工夫で、本当に体の疲れ方が変わります。
まず、「疲れにくい姿勢」をつくることから始めよう
どんなに高価な椅子を買っても、姿勢が悪ければ台無しです。
なので、最初に意識したいのは姿勢の基本をつくることです。
ポイントは、「耳・肩・腰」が一直線になるように座ること。
これが崩れると、首や腰に負担が集中して、長時間の作業が一気にツラくなります。
また、ディスプレイの高さも重要です。
目線より下にあると首が前に出て、いわゆる“スマホ首”状態に。
できれば、モニターの上端が目の高さにくるように調整してみてください。
ほんの数センチの違いですが、作業後の首と肩の軽さがまるで違います。
デスクと椅子の高さ、軽視してませんか?
「とりあえず家にある机と椅子で」──これ、誰もが通る道ですが、長時間作業には不向きです。
理想的な高さの目安は、
- 肘の角度が90度になるように椅子を調整
- キーボードの高さは肘より少し下
- 足の裏がしっかり床につく
この3点です。
もし机が高すぎる場合は、足置き台(フットレスト)を使うのもおすすめです。
これだけで腰への負担がかなり減ります。
ちなみに、ゲーミングチェアやオフィスチェアの中には、腰当て(ランバーサポート)がついているものもあります。
こうしたサポート機能を上手く使うと、姿勢の維持がグッと楽になります。
「明るさ」と「色温度」が集中力を左右する
地味ですが、照明もかなり重要です。
暗い部屋でパソコンの光だけを見ていると、目が疲れるだけでなく、脳も「夜モード」に入ってしまい、集中力が落ちやすくなります。
昼間は白っぽい明かり(昼白色)、夜はややオレンジがかった暖色系(電球色)に切り替えるのがおすすめです。
最近は、色温度を変えられるデスクライトも多いですよね。
「昼は仕事モード、夜はリラックスモード」と、光の演出をうまく切り替えるだけで、1日の疲れが全然違います。
モニターとキーボードは“投資効果”が高い
もし何か1つだけに投資するなら、モニターです。
ノートPCの小さな画面で長時間作業すると、どうしても前のめりになります。
外部モニターを接続して、目線を上げるだけでも姿勢が改善されます。
キーボードやマウスも同じです。
自分の手に合わないものを使っていると、知らないうちに手首を痛めたり、肩が凝ったりします。
エルゴノミクス(人間工学)設計のものや、メカニカルキーボードなどを試してみると、
「タイプするのがちょっと楽しい」という感覚になり、結果的に集中力も上がります。
定期的な“立ち作業”でリセットする
「座りっぱなしは新しい喫煙」とまで言われるほど、座りすぎは体に悪いです。
理想は、1時間に1回は立ち上がること。
少し歩いたり、伸びをしたりするだけでも、血流が改善されて頭がスッキリします。
最近では、電動の昇降デスクも人気です。
立って作業する時間を取り入れることで、集中力が回復する人も多いです。
無理に買わなくても、ノートPCスタンドなどで一時的に高さを出すだけでも効果があります。
「快適さ」は仕事のパフォーマンスに直結する
疲れない環境を整えることは、怠けるためではありません。
むしろ、長く集中して良いアウトプットを出すための仕組みです。
エンジニアの仕事は頭を使う時間が多い分、体のケアをおろそかにしがちです。
でも、体が快適だと、心にも余裕が生まれます。
というわけで、
長時間のデスクワークを「我慢」で乗り切るのは、もうやめましょう。
少しの工夫と調整で、作業後の疲れ方は劇的に変わります。
今日から、あなたのデスク環境を“相棒仕様”にしてあげてください。
きっと、仕事の質も気分もワンランク上がりますよ。
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