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副業・フリーランス

エンジニアがSNSを活用して案件を獲得する方法

kawano

こんにちは!
今日は「エンジニアがSNSを活用して案件を獲得する方法」について書きたいと思います。

副業やフリーランスを目指すエンジニアにとって、「どうやって仕事を取るか」は大きなテーマですよね。
最近では、クラウドソーシングサイトよりも SNS(特にXやLinkedIn)経由で案件を獲得する人 が増えています。
でも、どうやって発信すれば仕事につながるのか、意外とわからない人も多いと思います。

今回は、SNSを“営業ツール”ではなく“信頼を育てる場所”として使うコツをお話しします。

SNSは「売り込む場所」ではなく「信頼を見せる場所」

SNSを始めると、つい「案件募集しています」「依頼ください」とアピールしたくなります。
でも、それだけでは仕事につながりません。

SNSで案件を得ている人たちは、「信頼を積み上げる発信」 をしています。
具体的には、日々の学びや開発の過程をシェアして、自分のスキルや人柄を自然に見せています。
たとえば、「今日Dockerでつまずいたけど、こうやって解決した」みたいな投稿。
それを積み重ねることで、「この人はちゃんと手を動かしている」「一緒に仕事したら安心できそう」と感じてもらえるんです。

つまり、SNSは営業の場ではなく、信頼のショーケースなんです。

どんな内容を発信すればいいのか?

よく「技術的にすごいことを書かないとダメなんじゃ?」と思う人がいますが、そんなことはありません。
むしろ、難しすぎる投稿は伝わりづらいです。

おすすめなのは、「専門性 × 人間味」 の発信です。

たとえば、

  • 学んだ技術のメモ(短くてもOK)
  • 開発の中での気づきや失敗談
  • ツールやプラグインの紹介
  • 仕事での工夫(タスク管理の仕方など)
  • ちょっとした息抜きや考え方の共有

「技術だけ」でも「日常だけ」でもなく、その両方を組み合わせることで、フォロワーに“あなたの人物像”が伝わります。
SNSで仕事を頼むとき、多くの人は“スキル”より“人柄”を重視します。
だからこそ、「話しかけやすい雰囲気」も大切なんです。

実績を見せることが、最強の営業になる

SNSで信頼を得る一番の近道は、「自分の実績を発信すること」 です。
といっても、大きな案件でなくて大丈夫です。

たとえば、
「個人開発でポートフォリオサイトを作りました」
「API連携の機能を試作してみました」
といった小さな発表でも立派な実績です。

ポイントは、“完成物”だけでなく、“工夫した点”を添えること。

例:「UIデザインを少し意識してFigmaを触ってみました」
こういう一言があるだけで、相手に「ちゃんと考えて作っている人」という印象を与えます。

仕事を発注する側は、“能力よりも姿勢”を見ています。
誠実に取り組む姿勢が見える人は、それだけで魅力的なんです。

SNSでつながりを作る3つのコツ

SNSで案件を得るためには、「発信」だけでなく「交流」も大切です。
一方的な発信ではなく、コミュニケーションを通じて信頼を築きましょう。

  1. コメントをもらったら丁寧に返す
    ちょっとした返信でも、印象が全然違います。人は「反応してくれる人」を自然と覚えます。
  2. 他人の投稿にリアクションする
    いいねだけでなく、「わかります!自分も同じ経験しました」と一言添えると印象に残ります。
  3. DMよりも“ゆるいつながり”を大事にする
    いきなり営業メッセージを送るのではなく、まずは交流を続けること。
    案件は、信頼が育ったあとに“向こうから来る”ことが多いです。

SNSは、“関係を育てる場所”です。
焦らず、人とのつながりを楽しむくらいの気持ちでいると、自然とチャンスが増えていきます。

どのSNSを使うべきか?

エンジニアにとっては、次の3つのSNSが特におすすめです。

  • X(旧Twitter):エンジニア同士のつながりが強く、案件の紹介も多いです。副業・フリーランスどちらにも相性が良いです。
  • LinkedIn:実名制でビジネス向き。企業担当者から直接声がかかるケースもあります。
  • Qiita・Zenn・note:技術記事や考察を載せるのに最適。SNSとリンクさせると信頼が高まります。

複数を使う場合は、アイコン・自己紹介・リンクを統一しておくと、「この人だ」と覚えてもらいやすくなります。

フォロワー数より「誰に見られているか」

SNSでは、「フォロワーが少ない=影響力がない」と思われがちですが、実はそうでもありません。
重要なのは、“誰に見られているか”です。

たとえ100人しかフォロワーがいなくても、その中に企業のエンジニアや発注者がいれば、十分チャンスはあります。
SNSは「広く届かせる」よりも、「正しい人に届く」ことのほうが大事です。

日々の発信を続けていれば、あなたの名前を覚えてくれる人が少しずつ増えます。
信頼の積み重ねが、やがて仕事の依頼へとつながるんです。

というわけで

SNSは、うまく使えば最強の案件獲得ツールになります。
でも、それは“営業ツール”としてではなく、“信頼を可視化するツール”として使うことがポイントです。

今日からできることはたった3つ。

  • 学びや気づきを少しずつ発信する
  • 小さな実績でもシェアする
  • 他の人との交流を楽しむ

続けるうちに、「この人にお願いしたい」と言われる日が必ず来ます。
SNSは、あなたの名刺であり、ポートフォリオであり、未来の案件の入口です。


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