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転職・キャリア

年収を上げたいエンジニアが「まずやるべき」3つの行動

kawano

こんにちは!
今日は「エンジニアとして年収を上げたいけど、何から手をつければいいのか分からない」というテーマについて話したいと思います。
SNSでも転職サイトでも“年収アップ”という言葉が飛び交っていますが、実際に行動に落とすとなると迷いますよね。
今回は、年収を上げたいエンジニアがまず取り組むべき“3つだけ”に絞って紹介します。

市場価値を把握する(=現在地を知る)

「年収を上げたい!」と思ったら、最初にやるべきことは“スキルアップ”でも“資格取得”でもありません。
まずやるべきは、自分の現在の市場価値を知ることです。

市場価値とは、ざっくり言うと「今の自分なら市場でいくらで売れるか」という指標です。
転職サイトのスカウト内容や求人検索、エージェント相談でだいたい把握できます。

例えるなら、ダイエットを始める前に体重を測るようなものです。
現在地を知らないと、どこに進むべきか定まりません。

「何を伸ばせば年収が上がるのか」
そのヒントは市場リサーチをするほど見えてきます。

単価の高い領域に寄せる(=努力の方向修正)

次に必要なのは、努力を“年収に直結する方向へ寄せる”ことです。
頑張っているのに年収が伸びない原因の多くは「努力の方向が悪い」です。

同じ技術でも年収の差は大きいです。


・社内ツール運用よりフルスタック開発の方が収入は高め
・テスターより自動化エンジニアの方が単価は高め
・バックエンド単体よりクラウド+バックエンドの方が希少価値アップ

今の得意領域の延長線上で、年収の伸びやすい方向に寄せるのが最も再現性があります。

いきなりフルチェンジしなくて大丈夫です。
“微修正の積み重ね”が一番効きます。

年収の交渉機会を作る(=行動しないと年収は上がらない)

スキルアップしても、評価してくれる場がなければ年収は上がりません。
そのため、交渉の機会を意図的につくることが重要です。

・社内査定で昇給を狙う
・転職活動で年収交渉をする
・副業で単価を上げながら本業にも影響を与える
・フリーランスなら契約更新時に単価交渉

意外なことに、行動しただけで年収が上がるケースは多いです。
「会社が気づいてくれるはず」は、ほぼ望めません。

とはいえ、交渉は怖いものです。
でも“準備してから挑む”のではなく、“まず場をつくる”方が成功率が高かったりします。

まとめ:やみくもに頑張るより、戦略的に動く

年収を上げたいという想いは、多くのエンジニアに共通するものです。
でも行動がバラバラだと成果が出るまでに時間がかかってしまいます。

まずはこの3つだけを意識すればOKです。

・市場価値を把握する
・単価の高い領域へ寄せていく
・交渉の機会を自分で作る

方向が合えば、努力はちゃんと年収につながります。
焦らず、でも止まらず、自分のキャリアを少しずつアップデートしていきましょう。

というわけで、次の休みの日に10分だけ市場リサーチから始めてみませんか?
行動の一歩目で、未来がけっこう変わります。


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