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副業・フリーランス

フリーランスの収入が安定しない理由と対策

kawano

こんにちは!
今日は「フリーランスって自由だけど、どうして収入が安定しないんだろう…?」と感じている人に向けて、ゆるっとお話ししたいと思います。

SNSを見ると「毎月安定して月80万!」なんていう投稿も流れてきますよね。
でも実際は波が激しくて、気づいたら冷や汗をかく月もある…。
そんなリアルを、今日は少し言語化していきます。

フリーランスの収入が安定しにくい「本当の理由」

一般的には「案件が不安定だから」と言われます。
もちろんそれも事実ですが、もっと深いところに理由があります。

ざっくり言うと、
「やること全部を自分で管理する必要があるから」です。

例えば
・営業
・交渉
・制作
・請求
・改善
・技術キャッチアップ
これ、ぜんぶ一人です。

会社員なら分業されている部分まで一気に自分に乗るので、どうしても乱れが出やすいんです。

一言で言うと、忙しさの波=収入の波なんですよね。

案件がなくなる時期が“突然”やってくる

フリーランスを続けていると、こんな瞬間があります。

「今月は3件あるし余裕だな〜」
と思っていたら、翌月には1件もない。

これ、よくあります。

裏側には
・クライアントの予算変更
・社内エンジニアの増員
・契約方針の変更
・案件終了後の待機期間
など、自分にはどうしようもない理由が多いです。

とはいえ、対策はあります。

営業が苦手でもできる「継続的な受注」の作り方

営業が苦手だと「新規を取らなきゃ…」と不安になりますよね。
でも、じつはフリーランスの安定収入は “継続案件” が9割です。

継続を作るためにできることはシンプルです。

・レスは早めに返す
・相手の意図を先読みする(やりすぎない程度に)
・締切を守る
・ちょっとした改善提案を出す

驚くほど地味ですが、これが効きます。

クライアントからすると
「安心して任せられる人=手放したくない人」
なので、技術より先に“信頼”が安定を生みます。

安定しないのは、収入源が“1つだけ”になってしまうから

フリーランスの失敗パターンあるあるですが、
「主力案件1つに依存しがち」 です。

もちろん悪くありませんが、もしその案件が切れた瞬間…。
収入がゼロになります。

理想は
・主力:長期案件(60〜70%)
・サブ:スポット案件(20%)
・保険:自己案件・勉強(10%)
のように、複数の流れを作ることです。

ちょっと家計管理に似ていますよね。
“収入のポートフォリオ” を意識すると、メンタルが安定します。

「スキルの更新」が止まった瞬間に収入は落ちる

フリーランスはスキルが収入に直結します。
だからこそ、技術が止まる=単価が下がる という構図が生まれます。

よくあるのが
・忙しすぎて勉強できない
・今の案件に慣れて成長が鈍る
・技術のアップデートに追いつけない

そして気づいたら「単価の頭打ち」が来るんです。

とはいえ、無理して最新技術を追えという話ではなく、
“1つだけでいいから武器を育てる” が一番現実的です。

例えば
・Reactが強い
・Laravelは任せて
・インフラまわりの基礎は堅い
そんな方向性があると強いです。

まとめ:安定は“運ではなく設計”でつくる

フリーランスで収入が安定しないのは、あなたの能力が低いわけではありません。
仕組み的に波がある働き方だからです。

ただし
・継続案件
・複数の収入口
・スキル更新
・クライアントとの関係構築
これらを意識すると、収入は自分でコントロールできるようになります。

というわけで、焦らず少しずつで大丈夫です。
安定は“積み上げ型”のスキルなので、今日から小さく整えていきましょう!


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