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転職・キャリア

キャリアの方向性に迷ったら試したい「逆算キャリア設計」

kawano

こんにちは!
今日は「キャリアの方向性に迷ったとき、どう考えればいいのか」について書きたいと思います。

エンジニアとして働いていると、
このままでいいのかな。
次に何を目指せばいいのかな。

そんなふうに、ふと立ち止まる瞬間がありますよね。

キャリアに迷うのは、実はよくある話です

まず最初にお伝えしたいのは、
迷うこと自体は悪いことではない、という点です。

むしろ、
何も考えずに流されているより、
ちゃんと考えている証拠だと思います。

ただ、
考えれば考えるほど、
選択肢が多すぎて動けなくなることもあります。

よくあるキャリアアドバイスへの違和感

よく聞くのが、
「まずはスキルを伸ばしましょう」という話です。

たしかに正しいです。
でも、少しふわっとしています。

どのスキルを。
どこまで。
何のために。

ここが見えないままだと、
頑張っているのに不安が消えません。

今回の主役は「逆算キャリア設計」です

そこで登場するのが、
逆算キャリア設計という考え方です。

これをものすごくざっくり言うと、
「ゴールを先に決めて、今を考える方法」です。

順番を、
ひっくり返します。

まずは「こうなっていたらいいな」を置いてみる

いきなり明確な目標を決めなくて大丈夫です。

例えば、
・裁量がある働き方をしていたい
・年収はこれくらいあると安心
・技術だけでなく、人とも関わっていたい

こんな、
少しあいまいなイメージで十分です。

未来の自分を、
ぼんやり描いてみます。

ゴールが決まると、不要な焦りが減ります

不思議なことに、
ゴールを仮置きするだけで、
焦りは少し減ります。

今やっている仕事が、
その方向に近いのか。
それとも遠いのか。

判断軸が、
一つできます。

逆算すると「今やらなくていいこと」も見えます

ここが、
逆算のいいところです。

全部やろうとしなくていい。
全部追わなくていい。

例えば、
将来マネジメントをやりたいなら、
最新フレームワークを追い続けなくてもいいかもしれません。

逆に、
技術を尖らせたいなら、
今は雑務を減らす工夫が必要かもしれません。

現実的な一歩に落とし込むのがコツです

逆算キャリア設計は、
壮大な計画を立てることではありません。

「来月、これをやってみる」
「半年後、こうなっていたらいい」

このくらいのサイズ感が、
ちょうどいいです。

大きな地図より、
次の交差点が大事です。

とはいえ、迷いがゼロになるわけではありません

とはいえ、
この方法を使っても、
迷いが完全になくなるわけではありません。

人の気持ちは変わります。
環境も変わります。

だから、
逆算キャリアは「仮説」でいいです。

定期的に、
書き換えれば大丈夫です。

というわけで、迷ったら順番を変えてみましょう

キャリアに迷ったとき、
答えを今の自分の中だけで探すと苦しくなります。

少し未来に立って、
今を眺めてみる。

それだけで、
見え方は変わります。

焦らず、
柔らかく設計していきましょう。


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